2010年07月17日

科学は爆発だ!(文字通り)(1)

■1847年、イタリアのA・ソブレーロは、濃硝酸と濃硫酸の混合液に
グリセリンを加えると、オリーブ油のような油ができることを発見した。

→「発見した」ってね、、、どうして上の3つを混ぜる気になったんだよ!? 
何ができるか予想していたなんて思えないね!きっと子どもの頃からイタ
ズラ好きだったオヤジだったんだな。


■A・ソブレーロは、この油を指の先にほんのわずかつけてなめてみた。

→おおおお〜〜〜いいいぃぃ! なんで舐めるんだ〜〜〜!!?? 
なんで舐める気になるんだよ。そんな硝酸と硫酸が混じっている油をさ。 
はらをこわすぞ! 昔から、道に落ちているものでも食っていたんかい?


■なめてみると、芳香味があったが、無臭だった。しばらくすると、頭痛
が彼を襲った。

→ほ〜〜〜〜〜ら、みろ!! そんな変なもん舐めるから、そうなるんだよ!



■この油に圧力をかけると爆発した。

→これが、また分からん。「舐めてみる」と「圧力をかけてみる」って、
どう考えても関連ないぞ!おい、支離滅裂だぞ。 子どもみたいだぞ。
なんでもやってやれ!てか?



■ソブレーロは、この事実をフランスの科学雑誌に同年の夏、発表した。

→そんなもん、科学雑誌に論文として、投稿すんなよ、子どものイタズラと
五十歩百歩なのに。。。



■この記事がフィラデルフィアの医学校の医師コンスタチン・ヘリング教
授の目にとまった。

→どこに興味をもったんだろう? きっとこのおやじも「トンデモオヤジ」
に違いない。



■薬になるかもしれないとヘリング教授は、その油を同じ方法で合成しよ
うと努力した。

→試すなよ、そんなもん、子どものイタズラなんだからさ。



■ヘリング教授は、夏、反応容器を氷で冷やしたしたがダメだった。

→ほらね。だからさ、無駄だって。



■やがて、冬になり、科学者モリス・デービスは、ソブレーロと同じ方法
で油を作ろうとした。

→なんで、こんな「トンデモオヤジ」がこうもいるんだろう?
科学者って、みんなそんなの?(はい、みんな大体、こんなもんだと思っ
て間違いありません。)



■デービスは成功し、目的の油、約20滴を得た。12月7日、彼はこの
ことをヘリング教授に手紙で送った。
ヘリング教授は、この油でいろいろ試験した。この油をアルコールに溶か
して、それを砂糖つぶに染み込ませた。この砂糖つぶを舌の下に与えて
反応をみた。5人で49回テストした。

→おい!5人から同意をとったんだろうな?いや、きっと取ってない
とみたぞ。今ならGCP違反だ!!



■その結果、1分以内に頭痛が起こり、脈拍が増え、これは10分から
1時間続くことが分かった。
この結果からヘリング教授は、この油は「狭心症」の治療に使えるかも
しれないと思った。

→この発想がもう常人とは思えない。なんでも使えそうなのは、使って
しまえ!的発想だね。



■この油こそが、「ニトログリセリン」であり、狭心症のフェーズ1を
ヘリング教授がやったことになる。
しかし、ニトログリセリンが狭心症の特効薬として世界に認められるま
でには、さらに時間がかかる。
一方、1863年、スウェーデンのアルフレッド・ベルンハルト・
ノーベルは、この油と黒色火薬を混ぜ、ダイナマイトを発明。

→「新薬」はいつも「トンデモオヤジ(オバン)」のぶっとび発想から生まれる。
posted by ホーライ at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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