2008年度ノーベル生理学医学賞
エイズ(免疫不全症候群)の病原ウイルスHIVの発見をめぐる騒動は、ついにはアメリカとフランスの政治決着を要する問題にまで発展した。
そして最終的にHIV発見者の権利を認められ、2008年のノーベル賞を共同受賞したのは2人のフランス人リュック・モンタニエとフランソワーズ・バレ-シヌシであった。
これは科学的発見をめぐる研究者たちの競争と確執がたどった道筋を、ノーベル委員会による研究業績の認定の在り様を追うひとつのドラマだ。
モンタニエらが最終的にHIV発見者と認められるまでには20年に及ぶ紆余曲折があった。
モニタニエらと競っていたのは、アメリカのロバート・ギャロだった。
『正体不明の奇病』について最初の報告が行われたのは1981年のことだった。
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